必殺博愛固め

日本語の練習

ものを売ること

私の仕事は営業職。

広告の枠を売っている。

仕事をし始めてまだ4ヶ月目だけれど、すでに自分の中にジレンマが生じているので、ここに書き留めておきたい。

上司に「青い」と言われ、もやもやした話。






私の仕事は営業職。

会社をまわすためのお金を集めてくる場所。

モノを売るために、駆け引きし化かし合い、お金をかき集める。

相手の課題解決とかなんとかの建前なんて、あってないようなもの。

お金のあるところに行ってたかって、最低限のお金を引っ張ってくる。







この、お金のあるところにいく、というのがネックで、特に広告なんかはすでに有名な企業や組織でなければ、大きなお金は動かない。

本当に広告を必要としているところは、規模が小さかったりしてそもそもお金がない。

かといって、お金のある企業も、簡単には出してはくれないけれど…




ジリ貧で助けを必要としているところに何か自分ができることは、という思考回路なので、こういう広告の仕組みがどうしても気にくわない。

大きなところはますます大きくなって力をもつし、小さなところはどんどん淘汰されていく。

世の中弱肉強食。




広告業界は資本主義の権化。

理解しているつもりでも、わかっていなかった。




けど、今の世の中を見ていると、モノが売れなくなり、個々人は自分で必要なものを必要最低限、自分で見つけてくることができるようになった。

マーケティングとか広告自体があまり意味を成さなくなってきていると感じる。


(就職活動のとき、そういう現状を頭でわかっていたけれど、背に腹は代えられない状態だったのがくやまれる。)



会社に入るということは、どこまでも利益や売り上げ、お金と向き合っていかないといけない。

お金を集めなければ、会社は成り立たないのは重々承知。




けど、資本主義オワコンだから、それなら公共性の高さをもっと困ってる人たちのために使えないのかと思ってしまう。



困ってる人たちを助けるというのは、とてもウエメセでいやらしい感じはあるけれど、それでも何かがかわるなら、手助けしたいと思う。











青いな、


これを書きながら思ったけれど、自分が愚直すぎて、本当に社会に向いていない。

マトモな社会人はできないなと思った。

NPOとかに入ればいいのかな。





早く、自然にかこまれながら、都会と違う刺激のある田舎で暮らしたい。



人間の黒いところを見るのが辛くなってしまった私は、上司の言うように青い。

でも、青さを捨ててしまえと思えるほど、社会に染まりたくもない。

甘いしわがままと思うけど、もうしばらく葛藤してみたい。






おわり。