必殺博愛固め

日本語の練習

言葉と一緒に涙が

 

自分が心の中とか頭の中にためておいた言葉を、誰かに向けてアウトプットしようとすると、それと同時にどうしても涙が出てしまう。

これがまた、面接とか真剣に自分の意見を言う場面ほど、目がうるむ。

 

振り返ってみると小中学から現在に至るまで、学校の面談から部活の仲間で相談する場面、入試の面接、アルバイト、就職活動等々、毎回毎回泣きたくもないのに涙が出ることに悩まされ続けている。

 

私自身は勝手に涙が出る事象自体には、どうも思わなくなって(慣れて)しまっているのだけれど、話している相手からしてみれば、「ええ!ここ泣くとこ?」「何かひどいこと言った!?」「涙を武器にしようとしてる?」「メンタル弱いな」なんて印象をもってしまう。

涙を流してしまうことによって与える印象にいいことがあるはずない。

鼻水まで垂れ流しだし。

突然泣かれても、「え!?何なに!?」とおおよそ動揺させるか引かれてしまうかのどちらかだ。

 

特に面接なんかでも、思ってたことや考えたことを毎回スクリプトにして、それに沿いながら話すだけなのに、なぜかまた涙が出る。

いくら私が冷静に話そうと努めたところで、向こうからすれば泣かれてしまってはまともな判定なんてできるはずがない。

本当に損している、、、

 

そんなこんなで、「心の奥で考えてることをアウトプットすると涙がでる」という癖(?)があることは自覚していた。

けれど、原因を考えてこなかった。

 

 

 

これは心理作用?

緊張とか神経系の問題?

 

 

 

変な話だが、私はプレゼンなんかは得意な方だ。

ナレーションとか用意された原稿を、何百人の前で読むことも全く動じなかった。

ディスカッションも堂々とこなせるし何なら得意な部類なんじゃないかと思う。

 

なのになぜ、自分の話はこんなにニガテなんだろう...

 

大勢の人の前で話すことはもちろんとても緊張するけど、そういう場面で涙がでることはない。

自分自身とは関係のないところに関する意見とか考えは抵抗なく話せる。

だから自分の話で涙がでてしまうのは、何かの心理作用なのかなと思う。

 

 

 

自分について思ってることを言うことで何が起こるか?

 

 

自分自身に対して持ってる考えをいうことは、自分自身をさらけ出すことそのものだと思う。

要するに、否定されたり、受け入れられないのが怖いんじゃないか。

認められなかったらどうしよう、日々心の中で大切にしてきたことだから、受け入れられないということは私の根幹が揺らぐ、、、

自意識過剰的...???

 

でも、こうやって匿名のインターネットにはへらへらとかけてしまうのが不思議だ。

まだ怖さを知らないだけなのかもしれないが、、

 

 

 

 

 

普段から自分の本当の想いとか考えたことを、無意識のうちに抑圧していないか?

言いたい事を抑え込んでいないか?

受け入れられなくてもいい、否定されて当然ぐらいの気持ちの余裕もない。

情けない、、

 

 

 

普段考えてることをうまく言葉にするのは難しい。

そういうのもここで磨いていけたらいいなと思う。

もっと思ってることを口に出してみようと思う。

ちょっとでも自分をさらけ出すことのニガテ意識をとりのぞけたら、、、

 

 

 

 

あと、思ったけれど、涙は出そうと思って出るものではないですやっぱり。

俳優さんとか女優さんはきっと感受性が豊かだから、演技の中で、生きた登場人物そのものとして自然と涙が出てくるんじゃないかな。

どうかわからないけれど。

涙を武器にしてる人って、ほんとにいるの、、?

コントロールできるなら、それに越したことは本当にないなあ。